初夏の訪れを告げる下町のビッグイベント、荒川区にある「素盞雄(すさのお)神社」の『天王祭(てんのうさい)』。
街中が熱気に包まれ、どこからともなくお囃子の音が聞こえてくるこのお祭りは、地元の人々に深く愛され続けています。今回は、そんな天王祭の「歴史」や「見どころ・インフォメーション」をサクッとご紹介します!お出かけ前の予習にぜひご覧ください。
⛩️ 素盞雄神社の「天王祭」とは?

素盞雄神社の天王祭は、南千住・三の輪・三河島・町屋という広大な61ヶ町を氏子(うじこ)に持つ、非常に規模の大きなお祭りです。平成30年には荒川区の無形民俗文化財にも登録されました。
お祭りの最大の目的は「悪疫退散(疫病を追い払うこと)」。歴史を遡ると、江戸時代にコレラが大流行した際にも、厄除けを求めて多くの人々が参詣に訪れたという記録が残っています。
大迫力の名物「神輿振り」 このお祭り最大の特徴は、なんといっても神輿の担ぎ方です!二本の長い棒(二天棒)で担がれた重い神輿を、地面すれすれまで左右に激しく倒して振る「神輿振り(あおり神輿)」はまさに圧巻の一言。担ぎ手たちの熱気と、神輿が大きくうねるダイナミックな姿は、一度見たら忘れられない迫力です。
📅 2026年の開催インフォメーション

天王祭は例年、6月の上旬にかけて盛大に執り行われます。ポスターに記載されている主な神事の流れは以下の通りです。
- 6月2日(火):宵宮祭(よいみやさい)
- 6月3日(水):例大祭(れいたいさい)
- 6月6日(土):宮出し(みやだし)
- 6月7日(日):宮入り(みやいり)
前半の2日・3日は神社にとって最も重要な厳かな祭祀が執り行われ、後半の土日は街中がお祭りムード一色に!6日の「宮出し」で神輿が神社を出発し、7日の「宮入り」で最高潮の盛り上がりを見せながら神社へと戻ってきます。
🥁 奉祝行事も見逃せない!
神輿の巡行だけでなく、神社周辺での奉祝行事(お祝いの催し)も充実しています。
- 三河島山車人形「稲田姫(いなだひめ)」 荒川区指定の有形民俗文化財にもなっている貴重な山車人形が公開されます。歴史ある美しい姿は必見です。
- 素盞雄神社天王太鼓会 地元太鼓会による勇壮な太鼓の演奏が奉納され、お祭りの雰囲気をさらに熱く盛り上げます!
まとめ
下町の粋と歴史が詰まった素盞雄神社の天王祭。迫力満点の「神輿振り」や、貴重な文化財の公開など、見どころが盛りだくさんです。
今週末(6月6日・7日)は、ぜひ荒川区に足を運んで、地元ならではの熱気と初夏のお祭り気分を存分に味わってみてはいかがでしょうか?

